偶然にも。

人が終わる。映画を立て続けに見ています。

見てないヤツでも終わる。映画ありますが

なんだろ。今、終わる。ブーム？



基本的に終わる。ってのには先。がないので

その時間が止まったコトに対して激しく悲しくなるし

見ててつらくなるので、

こういうオチはスキではない。うん。



ってなことで終わっちゃう映画の感想。

なんの映画で？ってのが知りたくない人は見ないでね☆(←･･･)







「木更津キャッツアイ　ワールドシリーズ」

日本シリーズから早３年？その間全然キャッツ見てなかったので

自分の中のキャッツテンションも落ちたかな･･･と思っていたのですが

そうじゃなかった。

よっぱりキャッツはキャッツだったにゃーーーーー！！(叫)



あのバカらしいのとほろっとするのとが混ざってキャッツなのよね。

もー本当にバカはバカで、まったくお前らは･･･的なとこもあるのだけど

今回のテーマである「大人になること」っていうとこもちゃんとありで

なんか･･･キャッツファンのツボ全部ついてくれて

最後のエンディング聞きながらもう涙涙。



正直、映画2回もやるドラマだとは思えないんだけど(苦笑)

それでも、こういう風に最後までちゃんと観れたのは

よかったのかぁとか。

とにかく、いろんな人の愛情にあふれていた作品だったなぁと。

あとはDVDでどんな特典がつくか。楽しみであります。



「だた、君を愛してる」

最初の方のシズルが非常に芝居がかった言い回しをしてたので

「よし、これはファンタジーとして観よう！」と思ったら

けっこう観やすかった。かな。とか(苦笑)



だってあんまりにも現実味がなさすぎる話なんだもん･･･

でもその浮世離れすぎなのをより引き立たせるような

映像「美」がひっじょぉぉぉぉによくてですね。

まずシズルとマコトのビジュアルのよさ、

そして2人が訪れる森の綺麗なコト綺麗なコト･･･

なんかちょっと夢みたいな話だな。

そんな感じでした。



ってコトで話の内容うんぬんよりも役者の話を。

とりあえず原作者べた褒めの宮崎アオイちゃんよかったです。

可愛くてへんてこりんな役を上手に演じてました。

で、玉木ヒロシくん。あの顔のよさで天然要素を兼ね備えてて

「トップキャスター」の時も思ったけどちょっとバ･･･いやいや

ぬけてる役はまるね。　18の役に無理はあるのは一目瞭然ですが

あのマコトという役の暗い部分や透明な部分をやれたのは

この人しかいなかったんじゃないかなぁと思う。

それぐらいマコト。に見えました。うんうん。



「虹の女神」

今日これ昼に見たのですがもっのすごい引きずってます。

最近みた映画の中では面白い！部類だったし、私好き。

もー主題歌のサビがぐるぐる頭を回っている･･･



とにかく出会いが強烈で、どっから好きになったのか。

っていうかそんな男好きになるか？っていうカンジだったのですが(苦笑)

2人の距離の微妙さがなんだかもどかしくもありせつなくて･･･

予告でもやっていた「そばにいろじゃないんだ」のシーンは

予告とまた違うカンジになっていて、そこが絶品。

なんか、そこで、そーきたかーーー！ってコトに

ものすごいじれたけど、それが2人の関係だったのかな。とか。



すいません、ネタバレ書きますが



最後、あおいが亡くなったコトによってトモヤは自分の気持ちに気づくけど

･･･いやもう気づいてたかもしれないけど、もしあおいが生きていたら。

ずっと二人は平行線のままだったんじゃないかな。とか。

きっとあの屋上のシーンみたいなコトの繰り返しなんじゃないかな。

とか思った。それともなにか変わったのかな。うーん。



エンドロールのあおいがまさに「女神」でまたこれが泣ける。

あおいよかったですよ。あおい。

色気のない女の子の恋心を上野ジュリちゃんよく演じてました。

超鈍感な市原くんもよかった。この2人は演技！ってカンジじゃなくて

素かな？って思えるような「現実味」があってよかった。

うん、本当によかったですこの二人。本当によかったよぉ(涙)



あぁあと映像も本当に綺麗で、フィルムの味もいいカンジだったので

ぜひこれは映画館で見ることをお勧めしたいと。

ちょっとでも興味がある方はぜひどうぞ。